菜っぱのおひたし

暮らすこと大好き菜っぱが、おしえて!ひつような!たすかる!じょうほう!(おひたし)をお届けするブログです。

【1ページエッセイ漫画】田舎の現実

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みなさんこんにちは、菜っぱです。

 

昨今、テレワークなどの在宅勤務体制が企業内でも確立されはじめていますね。

その結果「じゃあ、田舎に住んでもいいんじゃない?」と移住を検討される方も多いと聞いています。

 

実際に私の大学の頃の友人(私は今は田舎住みなのですが、大学は東京だったのでその頃の友人は東京近郊生まれが多い)たちも「移住とか考えちゃうよね〜、菜っぱはいつでも自然が感じられるところに住んでいていいね〜」と言っているのを耳にしたり。

 

でも! みんな、田舎の中身、ちゃんと正しく認識してる!?

私みんなの田舎の認識が少し美化されている気がして怖いんだ!

 

田舎のここは辛いよポイント

ポイント1 迫り来る大自然

長靴からムカデは出るわ、玄関でマムシと遭遇するわ、寝ている間におっきな蛾が顔に張り付いているわ……。

自然が近いって素敵なことに思えるけれど……同じだけ脅威があるというのも現実です。

 

ポイント2 狭すぎるネットワーク

あと、近所の方々とのネットワークが強固で若干面倒です。

同じ敷地内の母屋に住んでいる私の祖父は、在宅勤務という概念を理解できない人だったため、私のことを近所に「菜っぱはニートになっちまった〜!」と言いふらしました。

そのため、いまだに訂正が済んでいない大多数の方は私のことをニートだと思っています

 

うーん! 辛い!

みんな、強く生きようね!

 

ネットワークが狭いということはそれだけ脅威も大きいのです。ええ。

 

都会に住んでいた経験も踏まえて言わせてもらいたい。

 

都会は都会の大変さがあるけど、良さもあるよ!

 

田舎移住をお考えの皆様! これを踏まえて、もう一回よく考えてね。

今住んでいる環境のいいところはきっとあるはずです。

 

田舎のここは良いよポイント

あ、これだけいうとネガティブアピールだけになってしまう。

少しは田舎のいいところも言っておきましょう。

 

ポイント1 騒音を気にしなくてもいい

そもそも田舎は家が飛び飛びに建っていることが多いので、都会暮らしの代表的なお悩み、家の中の話し声が隣室の住人に聞こえてしまう、という心配は全くありません。

 

これは生活をしていくにあたって、なかなか大きなポイントかもしれません。

 

急に大声で歌い出しても怒られませんし、インパクトドライバでガンガンビスを打ったって怒られませんからね〜。いえーい、さいこー!

 

(わからない方へ。インパクトドライバというのはこやつです。DIYとかに使うやつ↓)

 

 

東京のボロアパートに住んでいた時は、隣の家に住んでいたお爺さんの咳まで聞こえるっていうのが、田舎暮らしだったため理解できなくて、「なんの音っ!?」と度々びっくりして飛び起きていたから、慣れるまでは辛かったなあ……。

 

ポイント2 新鮮な農作物が食べられる

 

畑がすぐそばにありますから、野菜は基本食べ放題です。

ええ。どれだけ食べてもいいんです。

 

と、いうか畑を持っているお宅であれば若干ありすぎて困るくらいある……。それなのにご近所さんが玄関に謎の野菜を置いて去っていく……。ちょ、待って。うちもこれ、作ってるんだって……。あ? ごぼう? ごぼうは……もらっとくか。

 

うちの母なんて「この野菜は今朝とったものだから鮮度が低い。今畑から取ってきてよ

とかいうんですよ……。控えめに言って狂ってますよね……。

 

おかん、それ、世間では『朝どれ野菜』って呼ばれてるんだよ〜。

 

こんな感じで、田舎の野菜、いつも甘くて美味しいですよ。

 

俺たちの楽園(エデン)はどこにあるのだ

結論を言うと、都会も田舎もそれぞれいいところがあって、それと同時に辛いところもあるので『絶対にこちらを選ぶのが正解ですよ! デデーン!』と、決めつけるようなことはできません。

 

でも、自分のライフスタイルを見直すと「少し静かな環境の方がいいな」だとか「都心へのアクセスが良くないと困るな」だとか、ここは譲れないポイントが浮き上がってくると思うんです。

 

その譲れないポイントたちを戦わせて、最後にこれだけは譲れないぞ! という点が自分で把握できれば、自ずと自分がどこに済めばベストなのかがわかってくるんじゃないかな、と思います。

 

結局、自分が気に入ったところが楽園ってことですね。